2012年6月29日金曜日

トイレの使い方


東南アジア、インド、中東の方もかな?

今となっては慣れたもので、あたりまえのように使っていますが、やはり初めは驚きました。

見た目は和式トイレによく似ています。

いわゆる座り込み式トイレ。
日本と同じようにしゃがんで用を足すわけです。

ただ、トイレットペーパーは無いので、手桶で水をすくい(右手)、水をひょいっとひっかけて洗う(左手)わけです。(ヒンドゥなので)
この事については全く抵抗ないのですが、、

人間の習慣は恐ろしいもので、こうあるものだ、と思っていたものを覆されると、一瞬思考が止まってしまうのですね。


いまでは、いろんな事情や習慣のことを載せた本もたくさん出ているし、情報としてみんな知っていることかもしれませんが、当時のあたしは短期で渡バリしていた時も、ある習慣にまったく気付かなかったという。。


以前、留学時に書き留めた文章ですが、その時のまま載せようと思います。(まだ初初しいです。)

今後、昔の文章もこうしてたまに載せていきまーす。


(文中に出ている「ロチェンさん」、とは、今は亡きあたしのグンデルの師匠です。)

(このころは芸術家の家族のお家に下宿をしていました。)


それでは始めます。





      トイレの使い方      2005年11月03日     








友人「みーやん、逆やで、逆!」


あたし「へっ!」


昨晩、踊り専攻の日本人の友人とおいしいナシチャプチャイを食べにいった時のことです。


彼女に以前から気になっていたトイレ事情を尋ねました。






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便器は、見た目、日本のトイレとそっくりなのです。
なので当然水が流れていく穴を前方になるようにしゃがみます。
たまに、例の水汲みのための水溜めがちょうど背後に来るようにある場合があります。
(ちなみにロチェンさんちはそう。)
そして、そうやってしゃがむと、目の前にすぐ壁がくるような感じになるのです。
きっとわかりにくいね。
普通にしゃがむと、顔と壁の間隔が1~2cmな場合がたまにあって、そのたび、圧迫感があって、
「あーなんて使い辛いつくりになってるんだよう、もっと間隔あけろよー」
と。
よく思っていたのです。
ロチェンさんちの水溜も、なんで背後に来るように配置されてるんだい、
しゃがみながら背後に手だけ回して水を汲んで、あー、つりそう!目の前にすぐ壁だし!!
もー!
水は足にかかるし!


その使い辛さを分かち合おうと友人にぶちまけたのです。






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あたし「、、、逆って」


友人「そう、逆やで。向き逆やで。」




そのときすべての謎が解けたのです。
あの異様にちかくなる壁も、背後にある水溜めも。
そして、逆向きだということを理解すれば、洗い流す際前方からかければよいのだ。
空間も、かなり余裕がある!


あたしは今まで逆向きだったのだ!
帰宅後さっそく逆向きで試した。


なんと、世界の違うこと。
今までに比べ使いやすいことといったら!


今日は今からロチェンさんとこに行くので、また、試そう。
水溜を前にしてしゃがんでみよう。
また新たな世界が見つかるはずだ。






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今朝、鏡のうらのトッケーに「おはよう」と声をかけた後、
さっそく家のみんなに話した。ジェスチャー付で。




あたし「tadi malam,akhirnya saya mengerti (昨晩、あたしやっとわかったよ)、、、あはは。」


みんな大笑い。


その後、ibuは、
「mia、makan!(ごはんたべなさい)」
と、おいしい魚のスープを出してくれました。


「ほっ。」


ibuのアルジャ(@チャロナラン)のDVDを見ながら、スープをすする。
ibuのnyanyi(うた)はとってもbagus!なのです。


間違えてる人、あたしだけじゃないよね!!!
絶対たくさんいるはずだ!!!


2 件のコメント:

  1. 松原です。みーやんの本名忘れてしまい、FBにたどりつけません!
    「松原晃一 」宛にみーやんからのアクセスよろしくお願いします!

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    1. やっぱり..本名ほとんどの人知らないからね。黄緑色の豆みたいなやつ?一か八か、挑戦してみます(笑

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