2012年2月29日水曜日

❤1/21ガムランとテルミンのライブ報告@尾花座


尾花座・なぐぁ座長作フライヤー。ゆるい。



「尾花座」入口



新年一発目のライブを書き留めておくです。
まだ同じ季節のうちに。。

縁あって、「尾花座」というスペースでライブさせて頂きました。

「尾花座」は、三重県亀山市の、関宿というところにあります。
(東海道五十三次の47番目の宿場町!)



「カフェ綾羽」












知る人ぞ知る関宿のカフェ、
『カフェ綾羽』 
(“ナガヲ薬局”の看板が目印。築197年だって!!)
の敷地内にある蔵を改装して、「尾花座」は生まれました。
喫茶&バー&イベントスペースとして去年の秋にオープン
したばかり。

とってもとっても味のある素敵な場所。
(この蔵自体は築149年らしい。)



この日は蔵の二階でやらせていただいたのですが、さすが蔵。

階段は横歩き斜めのぼり(っていうのか?) 本当に昔のままの状態。一階と二階の境目は、まるで蓋のように天井の扉を閉めるような形になっている。感動。写真とっときゃよかった。

とにかくすごく落ち着く場所。
どっしりとしていて、なんか丈夫で、とても安心感のあるスペースです。





この日の共演者は、テルミン奏者のタカフミエさん。
ちゃんとした生テルミン初めて見た。
パッと見、教壇みたい(笑)

テルミンっていうのは、1920年代にロシアの発明家、レオン・テルミンという人が開発した、世界初の電子楽器。


すこし触らせてもらったけど、
音と一緒に「あ゛---------」
って叫びたくなった。

演奏中に近くを通ると反応してしまうため、
小さい子は前を横切らないように(笑)だって。

電子楽器なんだけど、人の声みたいに、愛嬌のある音。
おなかの中の音みたいに、なんか生ものっぽい気がした。

作ったレオン・テルミンさんは一体何を思って作ったんだろうなぁ。




それから、「尾花座」座長のなぐぁさん。あたしをいろんなところに繋げてくれた、美味しい音楽やら変なモノが大好きな、とっても気のいい兄ちゃんです。
いつもありがとう!

ケロミンの「君をのせて」がとてつもなくシュールで爆笑!!
座長らしいわぁ、、
みんなかなり和みモードだった(笑)

打ち上げのお料理もすごく美味しかった~~!!
お酒の種類もたくさんあって、いつか本当にゆっくり飲みに行きたい場所。

天気のいい関宿の夜は、星が沢山見える。

冬のにおい。










この日は赤ん坊がたくさんいた。でもみんなおとなしく聴いてくれてた♡ いいこたち~
ガムランのいいα派、あの子たちに届いたかしら。ガムランのゆらぎ音は身体にいいんだに。


赤ちゃんにガッツリみまもられている図

ライブ終了後は赤ちゃんにでらモテた



今回一緒にグンデルひいてくれたのは奈良県在住のミホコさん。グンデル歴長し。
今回は場所が亀山市ということで、位置的にちょうど真ん中ぐらいだなと思って声をかけました。
東京ガムラン勢と一緒にやっている「サンディア・ムルティ」のメンバーの一人。

二人でライブをするのはこれで二回目。なんというか、女性的で(当たり前なんだけど)安定していて、一緒にやっていて非常に弾きやすい。でもそれは、彼女がだいぶ自分に合わせてくれている部分があるからなんだろうな。。。あたしまだまだです。
しっかりとした自分のヴィジョンがあって、グンデルという楽器にまっすぐ向かい合っている素敵な女性。いつもワガママいってごめんなさい(涙



この日はテルミンのタカさんとあたしのグンデルで二人でセッションしてみました。
音階がドレミではない為、なかなか他の楽器と合わすことの難しいガムランですが、音が自由に調節できるテルミンとは、意外と合わせやすくて、なかなか良かった!!楽しかったなぁ~。


この日は「日本鼻笛協会」の三重支部?の方々も来ていて、おもしろい出会いが満載でした。

でら笑った。あっはっは。




最後に、「尾花座」なぐぁ座長、そして「カフェ綾羽」オーナー長尾トミジロー様、フミエ様、あたたかな場所をありがとうございました。今後ともよろしくお願いします!



右から、ケロミン、マトリョミン、、、




ぎえ、長、、こんなん最後まで読む人おらんだろうな(笑)


2012年2月22日水曜日

【ライブ告知】 Pahit Manis meets しゃからろうそく@浜松 (3/3 桃の節句)


2010.10.13 candle shop kinari (大須)


今は昔、、、つか2005~2007年。

わたくし、ガムラン武者修行のため長期留学をしておった時期がございました。

雨ニモ風ニモ負ケズ、朝カラ晩マデ修業ノ漬物。

今となってはガムラン女子の漬物となってスーパーの売れ残りのコーナーに並んでおります!誰か買って!(笑)




いきなり話がそれましたが、その留学時代にスカワティ村(グンデル修業で通っていた村)にて、ちょっとツンデレ系のジャワ系インドネシア人みたいな顔の女性に出会いました。

話しかけたら日本人でした!それが沖縄出身のもーやん(ユミコ)。

ユミコとは、スカワティ村で行われるバザール(村の町内会みたいなものが主催する飲み会)にて意気投合。
以降、お互い励まし合いながら、厳しく過酷なガムラン修行生活を共にしてきました。


向こうの生活も楽しいだけじゃない。それなりに大変な問題に直面したり、ビックリするような事件が起こったりする。
どちらかが落ち込んでる時は、昼でも夜でも黙ってバイク2人乗りしてサヌールの海沿いまで行って一緒に思いっきり泣いたり、インドネシアポップとかインドネシアロックとか歌いまくったり、一緒に島を脱出して現実逃避したり。
いろんなことを共有してきたあたしの相棒!!!



帰国後は名古屋⇔沖縄と遠距離なのでなかなか会えず、もちろんガムランも一緒にできず、、でもたまに会ってこうしてLIVEができることがとても嬉しい。







キャンドルデコは現在浜松に住む、これまたかれこれ10年くらい付き合いがある友人shakara。

2006年頃からろうそくを作り始めたらしく、あたしのバリ滞在中に、自作のろうそくを届けてくれた、あたたかいもじゃもじゃの友人。

実は「蛮火炎」というユニットで、炎をぐるんぐるん回す人(ファイヤーパフォーマーともいう)でもあり、もじゃもじゃの割に、火にまつわることにはよく動きまわるヒゲの男性である。

shakaraはインドを目指して旅をしていた途中でバリに来てしまい、居心地の良さにまんまと沈没。
ユミコ含め、向こうでもよくつるんでいた愉快で大好きな遊び仲間なのです。





そんな三人で、それぞれの出身地でLIVEしよう!ということで、

2010年は、名古屋(みーやん) → 2011年は、那覇(ユミコ)、とやってきました。

そして今年2012年は、浜松(しゃから)


晴れて三ヶ所達成でございます。



遠距離だしそれぞれの活動も忙しいのでなかなか動けないけど、我々のペースで、これからもゆっくり楽しく遠足しながら楽しんでやっていく予定。




ともしびアンプラグドライブ
Pahit manis meets しゃからろうそく

2012.3.3(sat)
open PM7:00
start PM8:00
1,500yen(1drink)

Cafe/Live! with amusement WATTS
静岡県浜松市北区三ケ日町大崎64-6
053(526)2261




【Pahit manis】

名古屋出身のみーやん、沖縄出身のもーやん。
2006年バリ島スカワティ村で劇的に出会い、日本での初ライブを機に2010年結成。
影絵芝居の音楽グンデル・ワヤンのユニット。
静岡のしゃからろうそくのデコとコラボで時々活動。

グンデル・ワヤンとは、バリ島の影絵芝居ワヤン・クリの伴奏に使われる楽器のこと。
演じられる物語に合わせて時に優しく、時に激しく、表情豊かな音楽を奏でる。




浜松在住。2006年よりろうそくの炎の暖かい光・ゆらめきに魅了されキャンドル制作を始める。ライブイベント、YOGA、結婚式など、いろんな空間をデコレーションして活動中。

またファイヤーパフォーマンスチーム「蛮火炎」で野外イベントでも活躍する火のアーティスト。

!!3月3日!!

!!桃の節句!!
(2年前、3人でここに遊びに行った時の写真でごわす。)

2012年2月19日日曜日

❤2/18ライブ報告@peacenik


やんみーとティシダ(ナチュラル仕様)
 あーーー楽しかった!!!お越しくださった皆さまありがとうございました。

場所によっては音がギンギンしてしまうところもあるので、はたして大丈夫かしらと思ったんだけど、ひと叩きふた叩きと、この音を通してpeacenikさん初めましてとご挨拶。おじゃまします。


あっというまに音が場所に馴染んでいった。
peacenikは天井が高くて、音がとてもいい感じに浮かぶ。

なによりみんなニコニコで、見守るというか、聴き守ってくれたなぁ。

(^ω^) (^ω^)(^ω^) (^ω^) (^ω^)(^ω^)v
d(^ω^) (^ω^)(^ω^) (^ω^) (^ω^)(^ω^) (^ω^)

こんな感じにみえた。
相変わらずのたどたどしい自分のMCにも、うんうんと頷いてくれるあったかいお客さんたち。


今回一緒にやったティシダ(すっかり定着)とは、ガムランを始めてからの付き合いなので10年、東は東京、南は沖縄と、いろんな場所でいろんな組み合わせで一緒に共演してきたし、ずっと一緒に練習してきた大切な仲間。(というか戦友?)

酒とグンデルがあれば生きていける、テコでも動かぬ寡黙さだけど、グンデルに対する愛情は、もの凄く深いんだよねぇ。矢印の向きが半端じゃない、とっても熱い、超絶グンデル奏者なのです。

そんなティシダと二人で人前でライブをするのは、10年やってきてなんと今回が初めてのこと。
なんでかしらんが、そういう機会、無かったんだよねぇ。
手加減なしで思いっきり弾けました。
うがー、気持ち良かった、、、大好きな曲もたくさん弾いた。また一緒にライブやりたいな!
その時は、ちょっとくらいMCさせたい!

ティシダ(2児の父)



そしてホーリースモーキー!

音楽療法って、あると思う。
肩こりとか、絶対治る気がする。肩の力がいい具合に抜けて、あったかくなって。
ウキウキしてきて、めっちゃ気持ち良い。。みんなに愛されてるホーリースモーキー。
聴いてると逆に、音に愛されてる感じがしちゃう、そんな感じ。
あたしも大好きです。

holy smok☆y

しかしロード君のディジュは半端ない。本当に!!!聴き足りぬ、、もっともっと聴きたい。
自作のギタール(フレットレスに改造してあるしあれこれしてシタールの様な音色がする)
とかってひょいひょい作っちゃたり、ガンクやダラブッカ、あれやこれやの打楽器の叩きっぷりのいいことといったら!センスの良さに、もう脱帽。。クラクラ~~

ナオさんもほんとナチュラルで、音とみんなの間を一瞬で和ませてくれるんだよね~。
一年前?二年前?ガムランを弾く姿勢のせいで、背中の激痛に苦しんでいた時期があって、その時にいろいろアドバイスしてもらったり治療してもらったり、、その時からのお付き合い。
彼のお辞儀の仕方は、それはもう絶品で、あたしのお手本です。
さすが施術師である、、、

前から一緒にやろうやろうと言っていたんだけど、やっと実現できて嬉しかった♥






終わった後、観に来てくれた友人と、

「何年か経って、昔のことを思い出すときに、すぐに思い出せるくらい心に残る日が、なるべくたくさんあるように毎日過ごせたらいいね」みたいなことを話していた。
ねぇ~。いいこと言ったよね~。





毎回、いろいろ勉強になります。やってみないとわからないこと、多すぎる。ためらわず、やってみる。おお、失敗した、それならそれでしょうがない。

何か道が開けるかもしれない。だからやってみるんだし、
もしダメだったら笑って、立ち上がって前に進もう。





それにしてもpeacenikのキッシュめちゃくちゃ美味い。またゆっくり食べに行こう!
オーナーの朝比奈さんサイコーです。。お世話になりました!

はっ。ちなみに、peacenikのブログ、「Tシダ」が訂正されてた、、笑






おまけ
幻のセッション風景(笑)
勉強になりました!!


2012年2月18日土曜日

【ライブ告知】 みーやん&Tシダナオヤス


麻芽のトミーちゃんが描いてくれたフライヤー

今回グンデルを一緒に弾くイシダの「イ」が「T」に見えるなぁー、とは思っていたのですが、まぁ特に気にしていなかった。

みーやん&イシダナオヤス、の、「イ」。

フライヤーも出来たしさっそくpeacenikへ持って行ったのです。

そして次の日かしら?

iPhoneにてpeacenikのブログでライブの告知をしていただいているのを拝見すると、

!!!「みーやん&Tシダナオヤス」さん

Tシダナオヤスになっている。やはりあの「イ」は「T」にしか見えなかったという事だ。

peacenikのブログは面白いのでそのままそっとしておいてもらうことにして、個人で活動する時の彼の呼び名は「Tシダ」にすることにした。

本人も割と気に入った模様なので、「ティシダ」とでも呼ぶことにする。



というわけで、


“holy smok☆y の Ambient Night vol.2”

2012.2.18(土)
19:00 open
19:30 start
ライブチャージフリー、投げ銭スタイル
地下鉄今池駅3番出口より徒歩8分


出演


ロードのディジュリドゥから放つ強烈なグルーブと、
ナオの自然なビートをハングで奏でながら音を融合させ、
身体の芯まで響く倍音を煙のように浸透させる即興民族ユニット。


みーやん&イシダナオヤス

2002年、それぞれガムラン活動開始。後に渡バリ、長期留学。
グンデルワヤンの巨匠、故・I Wayan Loceng氏に師事。
数あるガムランの中でも、影絵芝居、冠婚葬祭に使われる「グンデル・ワヤン」を得意とする。
見えないキラキラ、音の万華鏡。


どうぞ、お気軽にお越し下さい。



2012年2月17日金曜日

とある音楽を

2012年。

とある音楽を始めてから、いつの間にか10年という歳月が経ってしまっているらしい、ということを記念して、こっそりとブログを始めてみる。よ。