2013年4月8日月曜日

【ライブ告知】ヒンドゥヒンドゥ2013@4/26各務ヶ原~4/27四日市~4/28松阪~4/29名古屋

 
昨年も、各務原~名古屋~四日市とやらせてい頂いたヒンドゥヒンドゥ。今年もやります!

前半、我々イシダナオヤスとみーやんでグンデルワヤンを演奏、後半は安藤真也さんと原口順さんのインド古典音楽です。そんな中で、画家の宮下昌也さんがライブペイントして下さるという豪華なライブです。とっても楽しみ。

昨年トライバルアーツの様子

一番上の絵はグンデル~インド音楽~とすべて終了した時点のもので、我々の演奏終了後は、こんな絵でした。今回はどんな絵が出来上がるのか、いまから楽しみです~~!!


前半終了後の状態



~インドクラシック音楽とバリ島伝統音楽を同時に体験し、ライブペインティングで見ても楽しめるコンサート~

ヒンドゥヒンドゥ2013


ライブペインティング・宮下昌也(画家)
インド古典音楽演奏・安藤真也(サントゥール)&原口順(タブラ)
バリガムラン演奏・イシダナオヤス&みーやん(グンデルワヤン)


●4月26日(金) 空歩21 岐阜県各務原市鵜沼東町7-1
 tel:058-385-4572 
18:00open 20:00start 前売・予約¥2,500/当日¥3,000 (空歩メート¥500引き)
※お食事ご希望の方は空歩さんへ別途食事予約を4日前までにして下さい。酵素玄米ごはんと無農薬野菜の美味しいライブメニューを召し上がれます。すごくおいしいご飯です!


●4月27日(土) カリー河 三重県四日市市西日野町5013-1 
 tel:059-322-2055
18:00open 19:30start 前売・予約¥2,500/当日¥3,000(+1order)


●4月28日(日) TaRa 三重県松坂市岡山町127-3
 tel:0598-58-0903 
18:00open 18:30start 前売・予約¥2,500/当日¥3,000


●4月29日(月・祝) トライバルアーツ 愛知県名古屋市天白区中平1-50
 tel:052-848-3433 
17:00open 18:00start 前売・予約¥2,500/当日¥3,000(+1order)
※名古屋公演のみ、名古屋市文化振興事業団チケットガイド(ナディアパーク8F,Tel:052-249-9387 平日9:00~17:00)で前売券販売しております。
主催=ラビットレコーズ, 後援=公益財団法人名古屋市文化振興事業団


ご予約、お問い合わせは各店舗及びラビットレコーズinfo@rabitrecords.comまで

詳細は主催:ラビットレコーズのホームページもご覧下さい。
インドクラシック音楽ラビットレコーズ
http://rabitrecords.com/




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【ヒンドゥヒンドゥ】
共通の文化的ルーツを持ちながら、異なる発展と特徴のバリ音楽とインド音楽。
それぞれの個性ある2つの伝統音楽を同じ空間で体験。バリ島とインドの空気を身体で感じよう♪
2013ツアーではモーフの旅の絵本CD『夢から今へとつなぐ旅』でもおなじみの画家・宮下昌也によるライブペインティングとのスペシャルコラボレーション♪
... 目と耳とで楽しんでいただけるスペシャルな一夜をお届けします。


バリ音楽は、数あるガムランの中でも影絵芝居の伴奏で使われる「グンデル・ワヤン」によるバリ島伝統スタイルの演奏。
2台のグンデルという小編成で織り成す、キラキラした「音の万華鏡」の世界をお届けします。
出演は、バリ島で音楽修行を積み、現地の祭事や儀礼,バリアートフェスティバル出演経験多数あり、各地でガムラン活動を広げる みーやん&イシダナオヤス。


インド音楽は、ピアノの原型である100弦琴「サントゥール」と、多彩な音色の太鼓「タブラ」による北インド古典スタイル演奏。ゆっくりと水が流れ始め次 第に勢いを増しやがて大河へ繋がる様なこの音楽は9割が即興、聴き手に自由なイマジネーションをお届けする悠久の音世界です。
出演は、巨匠ラヴィ・シャンカールの愛弟子シュベンドラ・ラオよりマイハールガラナを学び、圧倒的スピード+伝統スタイルの演奏を全国で展開するサン トゥール奏者・安藤真也と、インドとアメリカの両国で本格的にタブラを学び、キレのある演奏で全国で活動中の女性タブラ奏者・原口順。


ライブペインティングは、生命力溢れる絵を描く画家・宮下昌也。房総半島の山中に移住してアトリエを構え作品を生み出しながら、人と自然をアートで繋ぐプ ロジェクトも行う画家・美術家・絵本作家・クラフト作家の宮下氏が、インド古典音楽とバリ伝統音楽の中でどのような世界を描き出すのか。。。



このライブでしか体験できない世界をご期待ください!










2013年2月27日水曜日

【ライブ告知】 3/16 Pahit Manis meets しゃからろうそく @那覇


ぱひまにmeetsしゃからろうそく、那覇でやるのは2年振りなんだーー。
あれれ?沖縄って、そんなに行ってないっけ??あれから2年も経つ??

遠距離ユニットのため、合わせる時間が直前の数時間しかない強行ライブです。っていうのをやり始めてはや数年。。
それぞれの場所でそれぞれ練習はしますが、二つの音が複雑に絡み合う、二人一組のこの楽器、演奏をするにあたって、「正確さ」ももちろん大切だけど、断然、「呼吸」。音の波を共有することが重要なのです。自然に。自然に。

音楽ってそういうものだよね。

これって長く長く一緒に弾いてきてやっと合ってくるもの。
人と人とがずっと連れ添っていって空気が一緒になってくるの、ときっと同じ。

、、でも遠いのでね、もう二人の相性だけでやってのけてます!!(強引!!)
本当は二人でもっと弾き込めれば一番いいのだけど。
基本的な部分はバリで長く居た時期に呼吸は合うように出来上がったようなので!(としている!)

そういえば昨今は、バンドの練習もネットでできちゃう?しくみみたいなものがあるよう(割としっかりできているものらしい)ですが、どうなんでしょうか。
これもきっと必要に迫られての手段なのだろうけど、グンデルについては、、、むりだなぁ。ですよねぇ。。



関係ないけど、グンデルを二台並べて上から見た図が無いので居酒屋で撮った写真を以下に張り付け。うしし。おいしそ。
ちょっとパングルの具合が間違ってますが。
本物の楽器が見たい場合はライブに来て下さい。






はぁぁ。ともあれ、近くに居たらどんだけいいか。
あたしは昔からゆみちゃんとグンデルを弾くのがとても好きだ。
一時は、自分の弟と結婚でもさせれば、すべて落ち着くではないか、と勝手に考えたこともありました(笑)
しかし物事にはタイミングというものがありまして、弟は早々に別の女性と結婚をし、かわいい子供までこさえてしまったので、この計画は失敗に終わりました!(笑)
ならば那覇のどこかへ嫁ぎにいくのはどうかとかも考えましたが、そんな都合のいい話もなく。

しかしこうしてたまぁに一緒に弾くことが出来るだけで幸せなことなのだ。
婆ちゃんになっても弾けるといいなぁ。よちよち。


     と、ゆみこのことばかり書いてこのまま終わるところでしたが。。。


那覇では二回目のライブ、今回も静岡は浜松から、しゃからろうそく付きです!

いつもゆるゆるゆらゆらろうそくをつくったり灯したりしておりますが、ある時はファイヤーをぐるぐるビシッとキメたり。非常にメリハリある動きで周りを魅了しているみたいです。
今回はキャンドルデコレーションでの参加。



昨年末の可睡斎での雄姿

彼も那覇に行きますので、是非会いに来てください!
お待ちしております~!



2013年1月24日木曜日

【公演告知】2/2名古屋&2/3浜松 「アルジュナの瞑想」




3年前、名古屋で350名くらい入れるホールで、ダランの梅田さんを招いてワヤンの公演をやった。
その時はホールの広さと座席の関係でお客さんの移動が困難で、クリル(白い幕)の裏側にいる人形遣いの動きや、演奏者がどんな楽器でどんなふうに演奏しているか、観て頂けなかった方が大勢いたのではないかと思う。

次に名古屋でできる機会があったら、どうしても、キャパもそんな広くなくていいから、フラットで、お客さんがクリルの表~裏と自由に行きし来して観ることができる雰囲気で、のワヤンをやりたいな、とずーっと思っていた。

でも、、ワヤンをやりたい!と思ってもそうそう出来るもんじゃない。

なぜならちゃんとした古典のバリ島のワヤンを演じることができるダラン(人形遣い)は、今のところ日本に一人しかいないからだ。

本当は、できることなら何度も何度もこのクリルの裏で、ダランの背後で、ワヤンの伴奏をしていたい。。。でもそれがなかなか難しいんだよーーーー。

そしてついに名古屋でもう一度ワヤンができる機会が!!!

お客さんとしてワヤンを観に来る方々にも貴重な公演だけど、実は私たちにとっても、実はとても貴重な時間だったりする。

ダランの動きや調子に合わせて強弱をつけたり、アドリブにのっかってハラハラしながら、人形の動きを凝視しながら演奏する。
クンダン(太鼓)がダランの合図をくみ取り、即座にプナブ(ガムラン隊)に合図を送る。それはほんの一瞬。超高速の音の流れの中ではきっと0.1秒ほどの出来事。
そしてそれを合図にしてみんなどうやって演奏しているのか。というのはここだけで書ききれないくらい複雑です。もう感覚で覚えるしかないことがたくさん詰まってます。

グンデルのパートは向かい合って弾くのだけれどダランの方を向こうとすると首をきっかり90度、横に向けなければならない。(賞味2時間この向きなので実はとてもキツいけど、「首、いたーい!」とか言ってる余裕もない。このキツさだって、なんだって嬉しいのだ。)

今回使うガムラン、グンデルワヤン・バテルの編成。(スカワティ村仕込み!)
一気に上りつめる、燃え上がる炎のような雰囲気の、音の渦。
グンデルだけのシンプルな編成の時みたいに、甘くてキラキラの音の粒があって、、ってうっとりしていられない。
あの渦の中に入ったら誰だって、ぐわっと音の渦に巻かれてもっていかれちゃうんだよ。きっとね。

団体行動は苦手だし、実は大勢の中にいるのがさほど得意ではないのですが、一人ではできないガムラン音楽をこんなに続けていられるのは、それだけこの感じが大好きだからなんだと思う。

バテル編成での、ワヤンの公演終了後はいつも、パングル(ガムランを弾くバチ)を持つ手から血が出ていることもしばしば。。ワヤン中の戦いの場面で興奮しすぎるんだろうな。。。


カヨナン(生命の樹)


2010年に名古屋で演った「クンバカルナの戦死※1」もとても好きだけど、今回の「アルジュナの瞑想※2」もなかなか渋くて好き。(というか梅田さんがすごいんですよ。。。)
※1インド起源のラマヤナ物語の一説。
※2同じくインド起源のマハバラタ物語の一説。

といっても私がしっかり知っているのはこの二つだけ(笑)。しかも梅田さんのワヤンでしか話の意味が分からないの。
バリでワヤンは散々観たし、何度も伴奏に参加させてもらったこともあるけど、もうこれは昔から言ってることだけど、はっきり言って、「バリでワヤン観ても、意味、わかんないの。」
留学したけど、帰国後に沖縄で観た梅田さんのワヤンで初めて話の意味が分かったんだよねーーーーー。。
細かい登場人物とかあらすじとかはもちろんだけど、一緒になって笑えるのがいい!!
現地で観たとしても、ダランがどれだけ面白いことを言って、周りの観客がどれだけ「ドッ!」と笑おうと、まず意味が分からないのです。
その「ドッ!」に完全に置いてきぼりにされるのだ。
インドネシア語がどれだけ理解出来ても、ワヤンで使用される言語はバリ語、古代ジャワ語と、とても難しいのです。
その感じが完全にわかる内容になってます。
というか、話の流れ以外、どんな展開になるかは伴奏者も把握してませんので、当日がとても楽しみ!!


恐る恐る森に入るムルダー


前置きがとても長くなってしまったけど、、、名古屋では二回目となる古典のバリ島影絵人形芝居の公演です。
次回はいつになるかわからないので、観ておいた方がいいですよ。



ちなみに2月2日名古屋公演の次の日、2月3日は浜松です。
あたしも大好きな浜松でワヤンができるなんてとても嬉しい!!


浜松は、楽器博物館が閉館した後、ということで時間の関係で1時間のダイジェスト版になってしまい、幕開けのガムラン三昧の部分が大幅にカットされてしまうけど、、、、浜松は値段もお手ごろだし、気軽に来れると思います。

でもガッツリ観たい人は名古屋の方が、おすすめかもです!

いろんな人が観に来てくれるといいなぁ。



そして是非、影絵の表側だけじゃなくて裏側も!
自由に行き来して笑いながら、ゴロゴロしながら、かしこまらずに気楽に観て下さいね。
ほんとは座席なんていらない。(と思ってますが一応席つくってあります。)
席に、おとなしく座っている必要はありません。
バリの、現地のスタイルで自由に観てくださいね。














「バリ島の影絵人形芝居 ワヤン・クリッ」@名古屋・浜松
演目・・・アルジュナの瞑想
出演・・・梅田英春(人形遣い・語り)/サンディア・ムルティ(ガムラン伴奏)



●名古屋公演
とき : 2013年2月2日(土) 開場13:00/開演13:30
ところ : 5/RHall&Gallery(ファイブアールホールアンドギャラリー)
http://www.five-r.jp/
前売3,000円/当日3,500円(全席自由)

〔名古屋公演のお申込・お問合せ〕
Eメール : etcoucou@gmail.com
電話 : 090-4447-1835  (青山)
*Eメールにてお申込の際は、件名に「ワヤン予約」とご記入のうえ、本文にお名前、ご連絡先、ご希望人数を記載してお送りください。



●浜松公演
とき : 2013年2月3日(日) 開演18:30
ところ : 浜松市楽器博物館(天空ホール)
http://www.gakkihaku.jp/
入場料1,000円(全席自由)
*浜松公演は1時間のダイジェスト版でお送りします。
*影絵芝居観賞のみの場合は、楽器博物館の入館料は不要です。

〔浜松公演のお申込・お問合せ〕
浜松市楽器博物館 電話: 053-451-1128
または、アクトシティチケットセンターで販売。
*浜松市文化振興財団オンラインショップからも購入できます→http://www.hcf.or.jp/shop/ticket.html





<あらすじのあらすじ>

 パンダワ一族の武将アルジュナは、宿敵コラワ一族との
戦争に備え、瞑想によって超能力兵器を授かるよう兄に命じられます。
 一方それを知った魔王ニワタカワチャはそうはさせじと手下を差し向け
アルジュナを殺そうとします。
 善悪それぞれの道化が漫才?や説教?を交えつつ物語が展開します。
一筋縄ではいかない「マハバラタ物語」の一エピソード、どうぞお楽しみください!



○プロフィール

梅田 英春(人形遣い・語り)

1984年からタバナン県トゥンジュク村で本格的なワヤンの勉強をはじめ、1986年から1988年までインドネシア芸術大学ワヤン学科に留学。大学、村落の両方でワヤンを学ぶ。帰国後、バリで用いられる言葉と日本語を織り交ぜながら上演する方法を模索し、現在まで日本各地でワヤンの上演を行っている。著書には、自身の留学時代を描いた『バリ島ワヤン夢うつつ-影絵人形芝居修行記』(木犀社)などがある。またバリ芸能の研究者でもあり、現在は、静岡文化芸術大学文化政策学部教授として後進の指導に当たっている。


サンディア・ムルティ(ガムラン演奏) http://blogs.yahoo.co.jp/gamelan_batel

グループ名は「精鋭達が一同にあつまり、ひとつのことを成し遂げる」の意。スアラスクマ主宰松井とバドマ主宰増野の呼びかけにより2006年に結成。関東・東海・関西のメンバーで構成。バリへの長期留学を経て各々演奏・指導を行うエキスパートを中心として集まり、日本人ならではのバリ芸能を追求するグループを目指す。2011年のニ・ニョマン・チャンドとイ・クトゥット・ブダ・アストラ招聘公演が好評を博す。2010年の名古屋公演「クンバカルナの戦死」に続く、ダラン・梅田英春との二度目の共演に乞うご期待!